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妻を亡くした料理人から子どもへのお弁当「毎朝父さん弁当」笠原将弘

家族のためにお弁当を作るのは大変ですよね。特に、子育てや仕事で忙しいわたし達の世代にとって、朝の時間は貴重です。「笠原将弘の毎朝父さん弁当」は、そんなわたし達でも手軽に作れるお弁当レシピを紹介した本です。

有名な料理人、笠原将弘さんが考えたレシピは、簡単でおいしく、そして栄養バランスもばっちり!材料も手に入りやすく、冷蔵庫にあるものをうまく使った工夫がいっぱいです。

これからお弁当作りを始めたい人や、毎日の献立に悩んでいる方にピッタリの一冊です。この本を読めば、きっとお弁当作りがもっと楽しくなるでしょう。家族の笑顔を増やすために、ぜひチェックしてみてください!

目次
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「毎朝父さん弁当」を読んだきっかけ

「笠原将弘の毎朝父さん弁当」を読んだきっかけは、忙しい日々の中でお弁当を作るのが大変だと感じていたからです。

私の家族は、単身赴任中の夫と小学生の娘の三人です。普段は離れて暮らす夫ですが、月に2度は土日を使って自宅に戻ってきます。その時、大量に食事を持って行くんです。弁当は6~8食分持って行きます。冷凍しておくそうです。夫の弁当を見た娘が「いいな、お弁当。私も食べたい。」と言うので、娘の分も作ります。

土日の限られた時間で栄養バランスの良いお弁当を考えるのは、とても難しいことです。そんなとき、書店でこの本を見かけ、「これなら簡単にできるかも!」と思って手に取りました。もともと笠原将弘さんには好感を持っていました。有名な料理人で、コラボのお菓子もどれも美味しいので信頼できると思いました。ページをめくると、どのレシピも簡単で分かりやすく、すぐにでも作ってみたいと思えるものばかりでした。

「毎朝父さん弁当」の著者について

「笠原将弘の毎朝父さん弁当」の著者、笠原将弘(かさはら まさひろ)さんは、日本で有名な料理人で、レストラン「賛否両論(さんぴりょうろん)」のオーナーシェフとして知られています。

笠原さんは1972年に東京で生まれ、料理人の家族のもとで育ちました。家族がやっていた日本料理のお店「とり三(とりさん)」で、若いころから料理の基本を学び、料理の道に進むことを決めました。料理への情熱と家族の影響が重なって、彼の料理人としてのキャリアが始まったのです。

笠原さんの料理への考え方は、「家庭のあたたかさとプロの技を合わせる」というシンプルなものです。彼のレストラン「賛否両論」では、カウンター席だけの小さな空間で、家庭料理をベースにした日本料理を提供しています。これが多くの人に愛され、評判を呼んでいます。笠原さんの料理は、家庭の食卓をもっと楽しく、豊かにする工夫がたくさん詰まっていて、材料の選び方や料理の仕方まで、すべてにこだわりがあります。

また、笠原さんはテレビや雑誌でも人気があり、その親しみやすい性格とわかりやすい説明で、多くのファンを持っています。彼の料理番組や料理教室は、プロの料理人を目指す人だけでなく、家庭で料理をするお母さんや初心者の方にも好評です。笠原さんの本は、彼の料理の考え方を家で実践するためのガイドになっており、「毎朝父さん弁当」もその一つです。この本では、忙しいお父さんでも簡単に作れるお弁当のレシピがたくさん紹介されていて、家族の健康と笑顔を支えるアイデアがいっぱい詰まっています。

「毎朝父さん弁当」を通して、笠原将弘さんは家庭における「お父さんの役割」と「家庭料理の大切さ」について考えるきっかけを与えてくれます。彼のシンプルで心に響くメッセージは、多くの読者に共感され、毎日の料理を通して家族の絆を深めるヒントになるでしょう。

また、笠原さんは奥様をがんで亡くされています。働き盛りの時期に3人の子育てをするのはただでさえ大変なことです。そんな中、笠原さんにとってはパートナー、子供たちにとっては母親がいないという状況は想像し難い苦労があったと思います。精神的支柱となる存在がいなくなった心の穴を、お弁当が埋めてくれたのではないかと感じました。

「毎朝父さん弁当」はこんな人におすすめ

奥さんを病気で亡くした子育て中の男性
家族にお弁当作りをしている人
自炊している人

「毎朝父さん弁当」心に残ったところ

「毎朝父さん弁当」で心に残ったところを3つ紹介します。


「お弁当自撮り日記」


本の最後に「お弁当自撮り日記」があり、著者の笠原さんがお弁当の写真にひとことメッセージを添えて紹介しています。お弁当作り初日の写真もあるのですが、工夫を重ねてどんどん内容が変わっていくのですごいです。家族がその日のお弁当にどんな反応をしたかや、息子さんの好きなおかずなども書かれています。個人的にはレシピより何より、ここがいちばん面白かったです。

完璧なお弁当じゃなくていいと思った

家族のためのお弁当、わたしの場合、栄養バランス良く作りたいという気持ちがかなり強いです。健康な体にはバランスの良い食事が欠かせないと思うからです。しかし、その気持ちが自分で自分の首を絞めていたんだなと気付きました。お弁当作りに追われて自分が病気をしてしまっては意味がないですよね。
「お弁当自撮り日記」で紹介されているお弁当の中には、ふりかけを買い忘れてごはんにほんのちょっとしかかかっていない日があったりします。もう少し気楽にお弁当を作ろうと思いました。

冷凍食品なしでもいけそうな気がした

お弁当作りの頼れる助っ人といえば冷凍食品ですが、値上げラッシュで冷凍食品もお高くなりましたよね。この本には「焼いただけ」「和えただけ」というレベルの超簡単なおかずがたくさん登場します。しかも彩りも抜群。とても参考になります。

まとめ

この本を手に取ることで、お弁当作りの時間がもっと楽しくなり、家族の笑顔が増えることでしょう。

毎日の食卓に新しい風を吹き込みたい方、ぜひこの本を読んでみてください。笠原さんのアイデアで、おいしいお弁当作りを楽しんでみませんか?

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