ピアノを習う前に何かできることってある?

「ピアノを習う前に、何かできることってありますか?」

このような質問を受けました。

ピアノを習う前までは、

「楽器って、音が出て楽しい」
「大きな声で歌うと気持ちいい!」

など、‘音楽っていいものだ!’と感じるこころを育てるといいと思います。

 

では、どうやすれば‘音楽っていいものだ!’と感じるでしょう?

 

おすすめはリトミックです。

リトミックは、教室で本格的にやるものから、親子で気軽に楽しめるものまで様々。

ここでは、親子で楽しめる方法を年齢別にご紹介します。

ちびっこはお母さんが大好き!

お母さんと一緒に音楽を楽しめれば、‘音楽っていいものだ!’と感じるはずです。

 

それでは、年齢別にみていきましょう!

スポンサーリンク

0~1歳児

[0歳児]

〇音が耳に入り、「きこえる」と感じていた耳は、色々なリズムや音の刺激を受けることで音を「きき分ける」能力に育っていきます

〇音のきき分けができるようになると、音のする方に体を動かしたり、音と共に声を出し始めます

 

[1歳児]

〇音が耳に入り、興味を持つと反応しますが、興味を感じない音に対してはすぐに飽きてしまいます

〇人の声に振り向き、簡単な指示に従えるようになります

〇遊びながら、意味のない言葉をしゃべりはじめます

〇2~3個の意味のわかる言葉を使い始めます

0歳からできる リトミックベストコレクション石丸由理/著 自由現代社 より引用

まだできることが少ないので、リトミックというよりは‘からだ遊び’というかんじです。

こどもの五感に刺激を与えてあげましょう。

 

◆首が座るまで

・いないいないばあっ!

・こちょこちょ

◆首が座ったら

・ひこうきぶーん

◆手遊び歌

・パン屋さんにお買い物

◆2歳児のリトミック

〇言葉を理解できるようになり、自分の気持ちを要求を言葉で伝えることができるようになってきます

〇高さの違い、音色の差を聞き取り、覚えることができるようになってきます

〇音の速さ、高さに合わせて、自分の体を動かすことができるようになり、リズム感が大きく養われていきます

0歳からできる リトミックベストコレクション石丸由理/著 自由現代社 より引用

◆手遊び歌

・とんとんとんとんひげじいさん

◆おすすめ教材

ミッキーやミニー、ドナルドと一緒に楽しく音楽に親しむことができます。

こどもは楽しくないとすぐに他のものに興味が移ってしまいますが、これはディズニーキャラと一緒でたのしい!

だから飽きずに続けられる!

動物の鳴き声や乗り物の音あてクイズもあります。

全ページカラーです。

CD付きなので、ピアノがなくてもOKな内容ですよ。

3歳児のリトミック

〇理解できる言葉がどんどん増えてきます

〇音の高さを聞き分けることができるようになってきます

〇おうむ返しで、同じ高さの音を反復できるようになります

〇歌を覚えてうたうことができるようになります

0歳からできる リトミックベストコレクション石丸由理/著 自由現代社 より引用

◆手遊び歌

・大きな栗の木の下で

・あたま・かた・ひざ・ポン

・むすんでひらいて

◆楽器を作ろう!

楽器と言っても、あまり大袈裟に考えないでくださいね。

マラカスたいこは身近なもので簡単に作れます。

おすすめは、ペットボトルで作るマラカスです。

中に入れるものを変えると音が変わって楽しいです。

ペットボトルだと中が見えるので、どういう仕組みで音が出ているのかわかります。

100円ショップで手に入るカラフルなビーズを入れると見た目もキレイですよ。

中に入れたものがコップのどこにぶつかって音が出ているかが目で見ることができます。

100円ショップで手に入るカラフルなビーズを入れると見た目もキレイですよ。

同じものを入れても、ペットボトルの形や厚みが違えば音色が変わります。

面白いですよ。

◆おすすめ教材

このドリルのいいところは、鉛筆を持てるようになったら始められるというところ。

まずは運筆の練習から始めるので、無理がありません。

点線に沿って波線や直線を書いたり、ぐるぐるうず巻きを書く練習から始まります。

それをやってから、大きな〇を書く練習に移るので、スムーズに進めれますよ。

出版が2017年の新しい教材です。

まとめ

いかがでしょうか。
今回は、ピアノを習う前にできることをご紹介しました。
ピアノを習うまでに、音楽を好きになる‘きっかけ’をたくさん作ってあげましょう。
「音楽っていいものなんだ!」と思ってもらえれば、大成功です!

少しでも参考になればうれしいです。

スポンサーリンク
おすすめの記事