「胎教したい!でもいつから始めればいいの?」
このような妊婦さんは多いのではないでしょうか。
胎教がおなかの中の赤ちゃんにとっていい影響があるというのはよく聞きますね。
ではいつから始めればいいのでしょうか?
一般的には、赤ちゃんの感覚器が発達する妊娠5~6カ月からはじめるといいといわれていますが、妊娠がわかったそのときから胎教をはじめるのがおすすめです。
その理由を詳しくご紹介します。
そもそも胎教って?
胎教というと、胎児の‘胎’に教育の‘教’と書くので、生まれてもないのに早期教育を開始するような固いイメージがしますよね。もちろん、そういう意味合いの‘胎教’もあるかもしれません。
でもここで紹介する胎教は、‘あかちゃんにもともと備わっている良さを最大限に引き出すための手段’として話を進めていきたいと思います。
とてつもない勢いで成長する赤ちゃん
こどもの脳の発達を研究するドーマン博士の本にこのようなことが書かれています。
受精したばかりの卵は、顕微鏡でなくては見えないほどの大きさです。しかし12日後には脳が見分けられるほどに成長します。まだ母体が妊娠に気付くずっと以前の段階です。胎児の成長はそれぐらい速いのです。
(グレン・ドーマン ジャネット・ドーマン(前野律)『赤ちゃんに読みをどう教えるか』株式会社ドーマン研究所、2000年、39ページ)
お母さんが妊娠に気付く前に、こんなにすごいスピードで成長しているなんて本当にびっくりしますね。
もともと受精卵の細胞はたったひとつ。
そのたったひとつの細胞が細胞分裂をくり返しながら大きくなっていきます。
これが、成長です。
ところでみなさん、受精卵って何からできているか知っていますか?
ある本に、このようなことが書かれています。
私たちが命を授かった瞬間、つまり受精卵は、九六パーセントが水からできているといいます。新生児は八〇パーセント以上、成人になっても体の七〇パーセントは水です。いわば私たちは水そのもの。
(江本勝『水は音楽を聴いている』三笠書房、2008年、169-170ページ)
なんと、96%は水なんだそうです。
人間のはじまりは、ほとんどが水というわけです。
ということは、水にとっていいこと=お腹の中の赤ちゃんにとってもいいことと言えるのではないでしょうか。
上に引用した本、『水は音楽を聴いている』の著者である江本勝さんは、水に音楽を聴かせながら温度を下げて、結晶を作るという実験をされています。
水に聴かせた音楽は、クラシック、同様、J-POP、洋楽など、様々。
いろいろなジャンルのたくさんの音楽を聴かせて実験をしたところ、曲によって結晶の形や模様が違ったそうです。
中には、うまく結晶にならないものもあったとか。
江本さんは、このようなことも言っています。
音楽を聴いた水が、その曲の振動によってさまざまに美しくその結晶の表情を変えるという事実を、多くの人々にみていただきたい
(江本勝『水は音楽を聴いている』三笠書房、2008年、169-170ページ)
お腹の中の赤ちゃんに、きれいな結晶ができるようないい音楽を聴かせてあげる。
これは最高の胎教になるのではないでしょうか。
まとめ
「お腹の中の赤ちゃんがこころも体もすくすく成長しますように。」
これはきっと全てのママの願いだと思います。
その願いを手助けする方法として胎教は最高のものだと思います。
特に‘音楽を聴く’というのは、歩きながら、運転をしながらなど、他のことをやりながらでもかんたんにできるので、とてもおすすめです。
「妊娠がわかったそのときから胎教をはじめよう♪」
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